白クマ
日医白クマ通信 No.973
2008年8月4日(月)


宮崎県医師会
「地域医療崩壊阻止のための総決起宮崎大会」を開催

地域医療崩壊阻止のための総決起宮崎大会


 7月31日(木)、宮崎県医師会館において宮崎県地域医療・福祉推進協議会(加盟42団体)主催により開催。約500名の県内保健・医療・福祉・介護・患者団体関係者の参加を得て盛会に行われた。

 協議会長の稲倉正孝宮崎県医師会長が、「社会保障費2,200億円削減を明記された平成21年度予算の概算要求基準が閣議了解されたが、今後も社会保障費の機械的削減の撤回を実現すべく粘り強く訴えていきたい」と主催者を代表して挨拶、その後、県選出衆議院議員3名と県議会厚生常任委員会委員長が挨拶。
認知症の人と家族の会宮崎県支部長の大会趣旨説明と県歯科医師会長、県介護専門員協会長、県難病団体連絡協議会長の3名から決意表明、県地域婦人連絡協議会長から決議の採択について提案され、参加者全員の賛同を得て採択された後、頑張ろうコールで大会を締めくくった。


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決 議

 長年にわたる社会保障費の伸びの抑制が、医療崩壊を顕在化させたことは明らかである。

 国民が安全で安心な医療を受けられるための確固たる医療提供体制の再構築には、適正な社会保障費の確保が必要不可欠である。

 よって、本大会参加者全員の総意として、次のとおり決議する。

一.社会保障費の年2,200億円削減撤廃

平成20年7月31日
宮崎県地域医療・福祉推進協議会
地域医療崩壊阻止のための総決起宮崎大会

(文責:宮崎県医師会)

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◆問い合わせ先:宮崎県医師会 TEL:0985-22-5118


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