日医ホーム>世界医師会> | >>サイトマップ |
2006年5月
Council/OrganDonationChina/May2006
2006年5月18‐20日、
フランス、ディボンヌ・レ・バンにおける
第173回WMA理事会にて採択
ヒト臓器と組織の提供と移植に関するWMA声明は、臓器提供における自由と情報を与えられたうえで選択することの重要性を強調しており、
同声明は、囚人や拘留中の人が臓器提供に関して自由に同意できる立場にないことから、彼らの臓器を移植用に利用してはならないと明確に述べており、
中国の囚人は、処刑されると臓器を移植用に採られているとの報告があることから、
WMAは、臓器提供は自由かつ情報を与えられたうえでの同意にもとづき行われるべきであるとの見解をあらためて表明する。
WMAは、中国医師会がこれらの倫理原則と基本的人権の侵害にあたる行為を非難し、中国の医師が処刑された中国の囚人から臓器を摘出または移植することに関わらないようにすることを要求する。
WMAは中国が囚人を臓器提供者として利用することを直ちにやめるよう要求する。
20.5.2006
日本医師会ホームページ http://www.med.or.jp/ Copyright (C) Japan Medical Association. All rights reserved. |
![]() |