閉じる

平成30年(2018年)9月6日(木) / 「日医君」だより

北海道胆振地方中東部での地震を受けて災害対策本部を設置―日医

 北海道胆振地方中東部を震源とするマグニチュード6強の地震が9月6日3時8分頃に発生したことを受けて、日医では横倉義武会長の指示の下、3時19分から北海道医師会に連絡を取るとともに、11時54分には災害対策本部を設置し、情報収集に努めてきた。

 それによると、北海道医師会では、現在、職員2名を北海道庁災害対策本部に派遣するなどの対応をしているとのことである。また、北海道庁では、EMIS (広域災害・救急医療情報システム)の情報を基に医療機関に聞き取りを行っており、予備電源がすぐに切れそうな病院に対しては、同庁から重油や軽油の補給を優先的に行う方針であること、北海道内の医療機関は人員よりも電力や水の供給を要望している状況にあることが明らかとなった(現時点での情報による)。

 これらの状況を踏まえ、日医では、現時点では、 JMAT (日本医師会災害医療チーム)の派遣による診療等の支援活動は行わないことを決定する一方、停電の長期化や避難所の状況によっては、北海道内外からの JMATの派遣の可能性もあることから、今後も北海道医師会との緊密な連携の下で事態の推移を注視することになった。

戻る

シェア

ページトップへ

閉じる