日本医科学生総合体育大会
コロナ禍の医学部運動部のいま
コロナ禍で大会の参加経験がない部員も多く、活動にも今なお様々な制限があるなかで練習に励む医学部運動部の皆さんに、現在の活動内容や今後の意気込みについて語ってもらいました(2022年5月時点)。
藤塚 晴紀
慶應義塾大学 三四会水泳部 4年
現在、慶應義塾大学では感染対策に十分気をつけながら部活動を行っています。水泳の競技中はマスクを着用できないため、プール内での会話は禁止し、陸に上がったらすぐマスク着用することを徹底しています。下級生は一度も大会を経験したことがないため、モチベーション維持が難しい場面もありますが、部員一同、東医体に向けて日々精進しています。
井口 和彦
北海道大学 医学部スキー部 3年
夏季は週3~4日、シーズン中は時期や部門によりますが4~6日ほど活動しています。アルペンでは、夏季の部活では身体作りと瞬発力の向上を図り、冬季はコーチに指摘していただいた内容を各々がフリースキーで修正することを意識して練習しています。クロスカントリーでは、ランニングや筋トレ、ローラーやスキーでの技術練習を満遍なく行うことを意識しています。今年も連覇を継続できるよう1年間頑張ります!
村上 朔人
信州大学 医学部ラグビー部 4年
信州大学医学部ラグビー部では月・水・金・土の週4日で練習を行っています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で練習が中断してしまった時期もありましたが、その期間も各々が自分にできることを探してラグビーに向き合うことができました。チーム全体が集まれた今、その自主性がチームをより良い方向に導いてくれると思っています。一つでも多くの試合に勝てるようチーム一丸となって頑張ります。
竹村 政澄
筑波大学 医学バドミントン部 3年
筑波大学の医学群では、現在全面的に医学群生の部活・サークル活動が禁止されており、正式な部活動としての活動は昨年の11月から3か月しかできていません。前回大会三冠を成し遂げた先輩方はすでに卒業してしまいましたが、第65回東医体優勝を目指して活動再開後の練習に励みたいです。
鈴木 蓮
鳥取大学 医学部硬式庭球部 4年
現在、月・水・土の週3回で部活動を行っています。自分たちでメニューを考え、基礎の練習から試合練習まで多くの練習を取り入れています。試合は最大3セットの長時間になることもあるので、パフォーマンスが下がらないようにトレーニングも取り入れ、体力や筋力の向上に取り組んでいます。新型コロナウイルスで大会が一切なくなってしまい、部員全員が普段の練習でモチベーションを保つのが難しかったですが、久しぶりの大会でとてもワクワクしています。
北山 拓郎
名古屋大学 医学部ソフトテニス部 5年
今年は久々の西医体開催が決定し、我が部でも例年以上に気合が入っている今日この頃です。週4日ある自主練に加え、男女レギュラーは週2日の朝練で実戦練習や試合分析をして大会に備えています。また、最近はチーム全体でフォームの改革に取り組んでおり、かなり手応えを感じています。前回の西医体以上に名古屋大学の名を轟かせるつもりなので、ぜひご注目ください!
東郷 惇
京都府立医科大学 ヨット部 3年
私たちヨット部は、西医体優勝を目指して毎週土日に琵琶湖で活動しています!練習時間やレース出場の機会は時節柄限られていますが、平日にミーティングを重ね、今まで以上に効率の良い練習ができるよう、部員全員で創意工夫して頑張っています!今年こそ、優勝旗を奪還し、琵琶湖に持って帰ります!!
北川 陽菜
徳島大学 蔵本柔道部 4年
徳島大学蔵本柔道部は週に3日練習しています。週3日のうち2日は常三島キャンパス柔道部との合同練習です。コロナ禍になってから新入部員の勧誘が難しく、部員が減少しているため、少しでも多い人数で練習しようと、今年度より合同練習を取り入れました。今年度は西医体出場を辞退しましたが、来年度は参加できるよう、部員勧誘・練習ともに頑張ります。
2022年東西医体開催について
詳細については公式サイト・SNSをご参照ください。
東医体の詳細について
大会HP:http://www.touitai.jp/index.html
Twitter:@Touitai
西医体の詳細について
※寄稿:2022年5月
※寄稿者の所属は寄稿時のものです
- No.44 2023.01
- No.43 2022.10
- No.42 2022.07
- No.41 2022.04
- No.40 2022.01
- No.39 2021.10
- No.38 2021.07
- No.37 2021.04
- No.36 2021.01
- No.35 2020.10
- No.34 2020.07
- No.33 2020.04
- No.32 2020.01
- No.31 2019.10
- No.30 2019.07
- No.29 2019.04
- No.28 2019.01
- No.27 2018.10
- No.26 2018.07
- No.25 2018.04
- No.24 2018.01
- No.23 2017.10
- No.22 2017.07
- No.21 2017.04
- No.20 2017.01
- No.19 2016.10
- No.18 2016.07
- No.17 2016.04
- No.16 2016.01
- No.15 2015.10
- No.14 2015.07
- No.13 2015.04
- No.12 2015.01
- No.11 2014.10
- No.10 2014.07
- No.9 2014.04
- No.8 2014.01
- No.7 2013.10
- No.6 2013.07
- No.5 2013.04
- No.4 2013.01
- No.3 2012.10
- No.2 2012.07
- No.1 2012.04
- 医師への軌跡:塚田(哲翁) 弥生先生
- Information:Summer, 2022
- 特集:「病床」がみえる
- 特集:なぜ病床はすぐに増えないのか?
- 特集:医療の必要性に応じ、適切な病床を使う
- 特集:病床を効率良く使う~ベッドコントロール~
- 特集:病床を効率良く使う~退院支援と地域包括ケア~
- 特集:どれだけの病床を確保すべきか
- チーム医療のパートナー:総合病院の歯科医師
- Blue Ocean:埼玉県|本淨 桃里先生(深谷赤十字病院)
- Blue Ocean:埼玉県|福岡 謙徳先生(秩父市立病院)
- 医師の働き方を考える:医師の視点で施策に携わり地域住民の健康増進に尽力する
- 日本医師会の取り組み:医師年金のすすめ
- グローバルに活躍する若手医師たち:日本医師会の若手医師支援
- 医学生大募集! ドクタラーゼの取材に参加してみませんか?
- 授業探訪 医学部の授業を見てみよう!:浜松医科大学「医療法学」
- 同世代のリアリティー:総合商社 編
- 日本医科学生総合体育大会:東医体/西医体
- 医学生の交流ひろば:東北大学医学祭実行委員
- 医学生の交流ひろば:関東医学部勉強会サークルKeMA
- 医学生の交流ひろば:米国内科学会Student Committee
- 医学生の交流ひろば:いがくせいの森
- 医学生の交流ひろば:若者にHPVワクチンについて広く発信する会 Vcan
- 医学生の交流ひろば:医学生匿名座談会〜なぜ私たちは東京へ向かうのか〜
- FACE to FACE:海賀 俊征 × 町田 芳知