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平成29年(2017年)12月5日(火) / 日医ニュース

SNSとの付き合い

 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用に関する話を聞く機会があった。調査によると、全世代合わせての利用率は、LINE、Twitter、Facebookの順に高かったが、世代別の利用率が、TwitterやInstagramでは若年者で高かったのに対し、Facebookなどは全世代であまり差がなかった。Twitterで発信している公官庁等が最近多くみられるが、若者への接触率は高いと思われるので、医師会の国民向け広報の参考になろう。
 一方、個人的に登録・利用しているSNSであるが、開始直後は便利さや気分の高揚感も伴い熱心に利用するものの、SNSの種類が増えるに従い物理的にも精神的にも負担が徐々に増えてくる。最近では負担が頂点に達して、一切のSNSを止めてしまう人が増えているとのことである。
 その原因の一つには、投稿者の「リア充記事・リア充写真」への抵抗感があるという。投稿者が良く見てもらおうと頑張ってしまうことが("盛(も)って"しまうことも)、閲覧側にとっては気が滅入ってしまうのである。グルメ・旅行・家族・仕事等の充実ぶり(リア充)が、相手に過剰なストレス(極端な場合は嫉妬や自己嫌悪)を与えてしまうということらしい。
 他の原因としては、「相手に対する返答の義務感」「自分の投稿への不安感」などがあり、それならば使わないのが一番だと思うが、「止めることによる不義理」との板挟みで、止めたくても止められない状況の人が多数であろう。SNSとは、続けるのも地獄、止めるのも地獄とならぬようなお付き合いをしたいものである。

(パパゲーノ)

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