日医定例・臨時記者会見 4月22・28日
羽鳥裕常任理事は、今般日医が作成した「新型コロナウイルス感染症外来診療ガイド」発刊について説明した。
同ガイドは、(1)新型コロナウイルス感染症の概要、(2)流行期に求められる診療所の感染対策、(3)外来診療の実際、(4)無症候感染者を視野に入れた外来や医療従事者の感染対策、(5)外来医の先生方にお願いしたいこと、(6)興味深く、役立つリンク集―で構成されており、高山義浩沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科副部長、岡部信彦川崎市健康安全研究所長が執筆・監修、山口泰鎌倉市医師会長が編集を行っている。
同ガイドは、5月1日に日医ホームページに掲載され、発刊後も随時新たな情報を追加していくことになっている。
同常任理事は、発刊に至った背景について、「今回の新型コロナウイルス感染症は、感染症を専門とする医療機関だけでなく、一般の外来でも診察する可能性がある。そこで対応する医師を対象として、最近の知見をできるだけ分かりやすく正確に共有してもらいたいという思いから作成を開始した」と説明。情報が日々新しくなる中、同ガイドが活用されることに期待感を示した。
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