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令和2年(2020年)9月20日(日) / プレスリリース / 日医ニュース

安倍総理の辞任表明を受けてコメントを公表

 中川俊男会長は安倍晋三内閣総理大臣が8月28日、記者会見で辞任の意向を表明したことを受けて、同日に別掲のコメントを公表した。
 コメントの中で中川会長は医療界として非常に残念とした上で、地域医療介護総合確保基金の創設など、安倍総理の功績を称えるとともに、新型コロナウイルス感染症対策における有事の医療と、日常診療を中心とした平時の医療を車の両輪として、引き続き国・政府に全面的に協力し、国民の生命と健康を守っていく考えを示した。

令和2年8月28日

安倍総理の辞任表明を受けて

公益社団法人 日本医師会
会長 中川 俊男

 本日、安倍晋三総理大臣が辞任の意向を記者会見で述べられましたが、我々医療界としても非常に残念です。
 安倍総理大臣は、戦後最年少の52歳で就任され、連続在職日数が憲政史上最長になるなど、安定した政権運営のもと、わが国が抱える諸課題の解決に向けて、難病とも闘いながら、大変ご尽力いただきました。
 地域医療介護総合確保基金や、内閣総理大臣等が医療分野の研究開発の推進に多大な貢献をされた方を称える「日本医療研究開発大賞」の創設にご尽力いただき、さらには「日本医師会 赤ひげ大賞」の表彰式にご臨席いただき、かかりつけ医の普及に努められるなど、国民皆保険に大変ご理解があり、日本医師会をはじめとする医療界としても様々なお力添えをいただきました。
 また、本日も体調がすぐれない中、新型コロナウイルス感染症対策本部「新型コロナウイルス感染症に関する今後の取組について」を取りまとめていただくなど、未曽有の事態に鋭意奮闘いただきました。
 日本医師会をはじめ医療界として、新型コロナウイルス感染症対策における有事の医療と、日常診療を中心とした平時の医療を車の両輪として、引き続き国・政府に全面的に協力し、国民の生命と健康を守っていく所存です。

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