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令和5年(2023年)7月21日(金) / 「日医君」だより

秋田の豪雨災害被災地を視察

 松本吉郎会長は7月19日、秋田県医師会からの要請を受けて、細川秀一常任理事と共に急遽、秋田県を訪問し、記録的な大雨で大きな被害が出た秋田市内の医療機関の状況を視察した。

 当日、松本会長並びに細川常任理事は小泉ひろみ秋田県医師会長らと共に、中通総合病院、さが医院、城東整形外科、ちば小児科アレルギークリニック、秋田大学医学部附属病院を訪問。「医療機関が水没したことにより、MRIやCTなどの医療機器、施設内のエレベーターが使えなくなってしまった」「被害がひどく一時外来診療を休止せざるを得なかった」「停電したことにより、入院患者を自衛隊の協力の下、他の医療機関に搬送した」「自動車が水没したことでスタッフも来院することができない」など、詳しい被害状況について、院長やスタッフから説明を受けた。

 視察を終えた松本会長は、「エネルギー価格等、物価の高騰などの影響により経営状況が厳しい中で、今回被害を受けた医療機関の皆さんには改めてお見舞いを申し上げたい。今後、どのような支援ができるのか、国ともしっかり話をしていきたい」と述べた。

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