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令和5年(2023年)9月13日(水) / 「日医君」だより

第二次岸田第二次改造内閣発足を受けてコメントを公表

 松本吉郎会長は9月13日、第二次岸田第二次改造内閣が発足したことを受けて、以下のコメントを発表。岸田文雄総理が持ち前のリーダーシップを発揮して社会保障政策をはじめ、わが国を取り巻く諸課題に積極的に取り組むことに期待感を示すとともに、日本医師会は引き続き岸田内閣と連携し、政府・与党の政策遂行に対して協力していくとともに、より良い社会保障制度の構築に向け、自らの役割を果たしていく考えを示した。以下はその全文である。

第二次岸田第二次改造内閣発足にあたって
2023.09.13
公益社団法人 日本医師会会長 松本吉郎


 本日、第二次岸田第二次改造内閣が発足致しました。閣僚・自民党役員には政策通で経験豊富な方をはじめ、若手の方も起用された大変素晴らしい布陣であり、引き続き自民党・公明党の連立政権として安定した政権が発足したことは、これからも政策を強力に推し進めていただけるとものと考えております。

 今回、特に武見敬三参議院議員が厚生労働大臣、自見はなこ参議院議員が地方創生担当大臣として入閣したことは日本医師会と致しましては、誠に喜ばしい限りです。

 武見大臣は平成7年の参議院議員選挙比例区で日本医師連盟推薦候補として初当選され、その後東京選挙区に移り現在当選5回。厚生労働副大臣、参議院自民党政策審議会長などを歴任した政策通であります。国際政治学者でもあり、また国際保健のエキスパートとしてもご活躍されております。エビデンスに基づく冷静沈着な分析と、その一方でラガーマンとして培われた熱血漢としての側面を持ち合わせる稀有の存在と尊敬しています。これまでの様々なご経験をもとに厚生労働行政においてその手腕を遺憾なく発揮されることと期待しております。

 自見大臣は小児科の勤務医から平成28年の参議院議員選挙比例区で日本医師連盟推薦候補として初当選され、昨年の参議院選挙で2回目の当選を果たしました。厚生労働大臣政務官、内閣府大臣政務官を歴任され、こども家庭庁発足にも携わりました。今回の抜擢による大臣就任は、後援会会長としての喜びとともに、ご支援を頂いている皆様に感謝申し上げます。自見大臣は常に現場での経験に沿った対応に医療者をはじめ支援者から寄せられる信頼は誠に大きく、これからも皆様の期待にしっかりと応えていただけるものと期待しております。

 社会保障分野における目下の課題は、国民皆保険制度を持続可能なものとして次世代へ引く次ぐことであります。岸田総理は持ち前のリーダーシップを発揮して社会保障政策をはじめ、わが国を取り巻く諸課題に積極的に取り組んでいただけるもの期待しております。

 日本医師会は引き続き岸田内閣と連携し、政府・与党の政策遂行に対して協力してまいるとともに、より良い社会保障制度の構築に向け、自らの役割を果たしてまいります。

以上

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