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令和5年(2023年)11月20日(月) / 「日医君」だより / プレスリリース / 日医ニュース

診療所の新興感染症対策について

日本医師会定例記者会見 10月25日・11月2日

診療所の新興感染症対策について

診療所の新興感染症対策について

 釜萢敏常任理事は、診療所の新興感染症対策支援に向けて、会内に「新興感染症対策研修検討委員会」(プロジェクト委員会)を立ち上げるとともに、研修会を開催することなどについて報告した。
 同常任理事は、日本の新型コロナ対応が諸外国と比較しても優れていたのは、「全国の診療所の医師が懸命に対応され、平時から地域に根差して住民の健康を守り、かかりつけ医として尽力されてきたことの表れでもある」と指摘。また、今後についても「感染症法に基づく協定締結医療機関か否かを問わず、平時では地域医療の第一線を担い、有事でも相応の対応をすることになる」として、その役割の重要性を改めて強調した。
 その上で、日本医師会として、都道府県医師会・郡市区等医師会と共に、診療所の重要性を対外的に発信するばかりでなく、新興感染症への診療所の対応力を一層高めることを目的として、プロジェクト委員会を立ち上げたことを報告。同委員会で研修プログラムや研修実施方法等を検討していくとした。
 更に、同常任理事は、会見当日に行われた第1回の同委員会の議論についても紹介。平林弘久兵庫県医師会理事より、兵庫県での感染対策研修等の取り組みや本年7月30日に実施した日本医師会JMAT研修オプション研修(COVID―19編)について報告があった他、(1)医師自身が基本的な感染対策スキルを意識して、平時においても日常の診療に携わること、(2)新型コロナの経験を踏まえ、感染対策のレベルを意識すること、(3)研修会により、知識や技量をブラッシュアップすることの必要性を認識してもらうこと、(4)医師の少ない地域でも新興感染症対策が実践できるよう、医師に限らず幅広く医療関係職種が参画する研修のあり方―等の意見があったことを報告した。
 また、同常任理事は、具体的な取り組みとして、前述の日本医師会JMAT研修オプション研修を参考に、2024年3月24日に日本医師会館において、上記モデル研修として、「診療所を対象とした新興感染症対策研修」を開催することを明らかにするとともに、日本医師会の研修の参加者が指導者となって、各地域でその地域に即した研修が実施され、多くの医師にも参加してもらえることに期待感を示した。

◆会見動画はこちらから(公益社団法人 日本医師会公式YouTubeチャンネル)

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