心臓には4つの部屋があります。上側の右心房と左心房が血液を受け入れ、下側の右心室と左心室が血液を送り出しています。これら4つの部屋がリズミカルに収縮することで、心臓は絶え間なく全身に血液を送りだしているのです。 このリズムを作っているのが心臓の上部にある洞結節(どうけっせつ)と呼ばれる部分で、これが1分間に60〜80回の電気刺激を発生させて心臓を規則正しく収縮させています。 |
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不整脈とは、この電気刺激が正常に働かなくなり、脈が不規則になってしまう状態のことで、動悸や息苦しさを感じ、ひどくなると血圧が低下し、失神やショックを起こすこともあります。 |
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