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心不全とその原因
●分類と症状
●診断と検査
●心不全にならないために
心不全の診断は、血液検査、胸部X線撮影、心電図、心エコー検査、心臓カテーテル検査などの検査によって行われます。
心不全患者特有のホルモンが血液中にどのくらいあるかを調べます。BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)という物質は、心臓に負担がかかると心臓から血液中に分泌されるホルモンで、この物資の測定が心不全の診断に役立ちます。
心臓の大きさや形を診断し、同時に肺のうっ血や胸水の有無を確認します。
心電図を記録し、不整脈や心肥大などがないかを検査します。
心エコー検査とは、人の耳には聞こえない超音波を心臓に発信して、返ってくる反射波(エコー)を受信して映像化し、心臓の様子を診断するものです。魚群探知機や潜水艦のソナーと同じ原理です。
太腿の付け根や手首などから心臓に特殊な細い管(カテーテル)を挿入して、心臓の中の小部屋や血管を撮影したり、心臓の中の圧を測ったり、さまざまな検査を行います。
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