低血圧は、一般的に最高血圧(収縮期血圧)が100mmHg未満であることをいいます。高血圧症とちがって、心血管系疾患の発症率も低いため、病気とみなされないことがありますが、原因となる他の病気があって起こる低血圧もありますので注意が必要です。
若い女性に多い傾向がありますが、子どもの低血圧もあります。学校で立ちくらみがしたり、集中力の低下で勉強にさしつかえたり、朝起きられずに不登校のきっかけになったりすることもあります。
低血圧は、症状がさまざまで、時には日常生活に支障をきたすこともあるので、本人にとっては深刻な問題です。医療施設で検査をした上で、生活の工夫などで症状を改善するようにしましょう。
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