データで見るがん検診 がん検診によるがん発見データ がん検診を受診して、実際にどのくらいの方ががんにかかっていたか、厚生労働省が毎年調査を行っています。5つのがん検診のなかで、がんが発見される割合が最も高いのは乳がん検診です。次いで大腸がん検診、胃がん検診となっています。

胃がん検診

表

厚生労働省の「令和5年度地域保健・健康増進事業報告」によると、
令和4年度に胃がん検診を受けた方は1,419,829人でした。
受診者のうち、5.34%(75,768人)の方が要精密検査となり、
要精密検査者の1.85%(1,405人)の方から胃がんが発見されました。

  • 胃がんとは
  • 胃がんの原因
  • 胃がんの検診
  • 胃がん検診Q&A

子宮頸がん検診

表

厚生労働省の「令和5年度地域保健・健康増進事業報告」によると、
令和4年度に子宮頸がん検診を受けた方は3,359,476人でした。
受診者のうち、2.28%(76,686人)の方が要精密検査となり、
要精密検査者の1.09%(835人)の方から子宮頸がんが発見されました。

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  • 子宮頸がんの検診
  • 子宮頸がん検診Q&A

肺がん検診

表

厚生労働省の「令和5年度地域保健・健康増進事業報告」によると、
令和4年度に肺がん検診を受けた方は3,002,787人でした。
受診者のうち、1.52%(45,529人)の方が要精密検査となり、
要精密検査者の1.66%(758人)の方から肺がんが発見されました。

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  • 肺がん検診Q&A

乳がん検診

表

厚生労働省の「令和5年度地域保健・健康増進事業報告」によると、
令和4年度に乳がん検診を受けた方は2,126,527人でした。
受診者のうち、6.13%(130,402人)の方が要精密検査となり、
要精密検査者の5.45%(7,113人)の方から乳がんが発見されました。

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  • 乳がん検診Q&A

大腸がん検診

表

厚生労働省の「令和5年度地域保健・健康増進事業報告」によると、
令和4年度に大腸がん検診を受けた方は3,457,381人でした。
受診者のうち、5.14%(177,574人)の方が要精密検査となり、
要精密検査者の2.99%(5,314人)の方から大腸がんが発見されました。

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  • 大腸がんの原因
  • 大腸がんの検診
  • 大腸がん検診Q&A

がん検診を受けた方のうち、要精密検査となった方は1.60~6.52%で、さらにそのうち1.01~4.70%の方からがんが発見されています。

がん検診を受けていたからこそ、がんを発見することが出来ました。

検診未受診の方も「もしかすると」を心に、がん検診の受診してみてください。

1)令和5年度地域保健・健康増進事業報告(厚生労働省)