子宮頸がん検診 子宮頸がんの原因

子宮頸がんが発生する原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)に持続的に感染する事と考えられています。HPVは性交渉により感染し、多くの女性が一生に一度は感染すると言われる、ありふれたウイルスです。通常はウイルスに感染しても、異物を排除する免疫機能により排除されますが、ウイルスが排除されずに長期間感染が続く場合があり、ごく一部の人の細胞ががん化する事があります。
男性もヒトパピローマウイルスに感染しますが、
がんを発症する事はごくまれです。

子宮頸がんは、20歳代と30歳代の女性では最もかかる人が多いがん1)です。子宮頸がんを発症しても、初期はほとんど自覚症状がありません。そのため、定期的2)に健診を受けることで、早期発見に繋げてください。

1)国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録), 2025
2)がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和6年2月14日一部改正)