大腸がん検診の検査方法 男性女性共に、40歳以上の検診の対象者です。

大腸がん検診の流れ

大腸がん検診の流れ

※良性の病変と診断された場合には、主治医の指示に従ってください。

検査方法

●便潜血検査

便に潜む血液の有無を調べる検査、いわゆる検便を行います。
大腸がんの検査と言うと、大腸を直接診察する検査を思い浮かべるかもしれませんが、大腸がん検診では便を検査する事でがんにかかっているかどうか調べることが出来ます。
大腸がんやポリープがあると、便が腸内を移動する際に便と組織が擦れて血液が付着します。便潜血検査では便に血が混じっているかどうか調べ、目に見えないわずかな出血も検知することが可能です。便潜血検査を受けることで、がん検診の中でも最も死亡率が下がる事が証明されています。
便の採取は自宅で行う事が出来ます。便の表面を採便用の棒でまんべんなくこすり、通常2日間分の便を採取します。食事制限の必要もない簡単な検査です。