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X線撮影機器自体が飛躍的に改善され、今では胸部X線写真の撮影時に受ける被ばく量はきわめて少なく、人体への影響を及ぼすほどではありません。ただし、妊娠中または妊娠の可能性がある方は、事前にかかりつけ医または検診を受ける施設にご相談ください。
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精密検査の方法は2つあります。
①胸部CT検査
CTとはコンピュータ断層撮影のことで、体内を輪切り状態にしてX線撮影します。胸部X線検査よりも小さな陰影を見つけることが出来ます。病変が疑われた部位をさらに詳しく撮影して検査を行います。
②気管支鏡検査
気管支鏡とは、電子スコープまたはファイバースコープとも言われ、口または鼻から気管支に挿入する機器です。病変が疑われた部位を直接観察し、組織や細胞を採取する検査です。 -
市区町村による住民健診、職場での検診などによって自己負担額は異なります。各自治体の検診を受ける方は、こちらのページより各自治体のがん検診ホームページまたはがん検診窓口へお問い合わせください。
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禁煙をすると肺がんのリスクは下がりますが、非喫煙者のレベルまですぐに下がるわけではありません。ハイリスク群の計算を行い、当てはまる方は喀痰細胞診を受けることをおすすめします。