日医は9月14日、台風18号で特に被害の大きかった茨城県で、避難所生活を余儀なくされている住民(9月14日現在で2793名)を支援するため、JMAT茨城の本部が設置されている、つくば保健所に対して、『被災地仮設住宅向けポケットガイド』を1500部提供した。
『被災地仮設住宅向けポケットガイド』は、東日本大震災の際に日医が作成したもので、「身近でできる感染予防法」や「動かないことで起こる体の不調」など、健康に関する情報を集めたものとなっている。
今回の台風被害に対して、日医では、埼玉、栃木、茨城、宮城、福島の各県医師会を通じて、被害状況の把握に努めるとともに、要請があった場合にはJMATを派遣することも視野に入れ、横倉義武会長の指示の下、13日には鈴木邦彦常任理事が茨城県内の被災地を視察。直接、被害状況の説明を受けた。
日医では、今後、「被災された方々の心と体のケアはもとより、地域医療の建て直しに向けて、今後もできうる限りの支援を行っていく」との横倉会長の考えの下に、被災医療機関等の復旧支援等を政府に求めていくことにしている。
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台風18号による大雨被害の避難者支援のためポケットガイドを提供 イメージ