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平成27年(2015年)12月5日(土) / 日医ニュース

第68回台湾医師節慶祝大会出席

第68回台湾医師節慶祝大会出席沈外交部NGO国際事務副執行長、林衛生福利部副部長、馬総統、今村常任理事、蘇台湾医師会長

第68回台湾医師節慶祝大会出席沈外交部NGO国際事務副執行長、林衛生福利部副部長、馬総統、今村常任理事、蘇台湾医師会長

 蘇清泉台湾医師会長から横倉義武会長への出席依頼を受けて、今村定臣常任理事は11月12日の「医師の日」(中国の政治家・革命家であり、台湾において国父と呼ばれ、医師でもある孫文の誕生日を記念して制定)に開催された「第68回台湾医師節慶祝大会」に、横倉会長の代理として出席した。
 今村常任理事は、午前に行われた両国における国民医療保険制度、医師賠償責任保険、介護保険等をテーマとした「日台医界交流座談会」に出席。午後の大会では、馬英九総統並びに蔣丙煌衛生福利部大臣(代読)のあいさつに続き、横倉会長のあいさつを代読した。
 馬総統はあいさつの中で、今年7月30日に日医と台湾医師会の間で締結した「iJMAT協定─災害時の医療・救護支援における医師の派遣と支援体制の相互承認に関する協定─」を高く評価。「同協定の調印は、海外との緊急医療協力における極めて大きな進展であり、双方が同協定の枠組の下、十分な相互医療支援メカニズムを提供し合い、『ボーダレスな緊急医療』の最高の状況を実現できるよう期待している。今後、台日双方が引き続き医療及び防災分野における交流を強化していくよう願っている。(出所:台湾ニュース、総統府、平成27年11月12日)」と述べるなど、日医に感謝の意を表した。
151205e2.jpg その他、式典では、本年6月27日に発災した粉塵(ふんじん)爆発事故により、多くの若者が重度の熱傷被害を受けたことに対し、日医が台湾医師会等による緊急医療支援の要請を受け、日本集中治療医学会・日本救急医学会・日本熱傷学会の3学会による熱傷治療の専門家6名を「日本医師会『三学会合同熱傷診療支援医師団』」として、7月12~15日の日程で派遣したこと、全国の会員等から寄せられた支援金総額1383万円を台湾医師会に送金したことなど、日医が行った医療支援に対する台湾医師会からの感謝状が馬総統から今村常任理事に贈呈された。

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