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平成28年(2016年)4月12日(火) / 「日医君」だより

石川県医師会 第1回「いしかわ研修医合同オリエンテーション」を開催!

 石川県医師会では、4月7日(木)に石川県、石川県臨床研修推進協議会との共催で、この4月に県内臨床研修病院に採用された研修医が一堂に会する中、第1回となる「いしかわ研修医合同オリエンテーション」を開催した。第1部では、「若手医師のキャリア形成支援」「医師会ってなんだ!?」「みなさんはすでに保険医です」「知っておくべき医療事故調査制度」など、新卒医師にとって必要と思われる話題を講義形式で行い、第2部は『ウェルカムパーティー』として、ミニコンサートやクイズ大会、研修医の自己紹介などを行い、関係者全員で研修医の皆さんを歓迎するとともに楽しく交流を深めた。

 石川県には医学部を有する大学が二つあるが、昨年11月の医師会加入率は日医34.2%(全国46位)・県医53.3%(全国38位)と低迷し、組織力強化が喫緊の課題である。

 両大学を含め県内には14の臨床研修病院があるが、これまで研修医は所属する病院での研修が中心で、病院横断的な繋がりは皆無であった。つまり、他の病院の研修医と交流する機会はほとんど無かったのである。このため、石川県医師会では、今年度、会内に研修医の自主的な活動を支援するための委員会を設け、研修医自らが企画する勉強会や社会的活動(遊びも含め)への支援を通じて、他の病院の研修医とも積極的に交流する場を提供していくこととしている。そうした支援をすることで、若手研修医にとって"役に立つ医師会"となり、会費が必要となる3年目以降も継続して医師会で活動して欲しいと願っている。今回の合同オリエンテーションはそのスタートとも言える。

              (文責:石川県医師会理事 齊藤典才)

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