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平成29年(2017年)4月13日(木) / 「日医君」だより

岐阜県医師会「岐阜県新入研修医合同オリエンテーション・ウェルカムパーティーを開催」

 岐阜県医師会は、平成29年4月7日(金)18時より、岐阜市内のホテルで岐阜県病院協会及び岐阜県との共催で、岐阜県内で研修を行う1年目と2年目の研修医を対象とした「岐阜県新入研修医合同オリエンテーション・岐阜県新入研修医ウェルカムパーティー」を2部構成で開催した。

 本企画は、平成26年度から岐阜県医師会勤務医部会が中心となり、企画・開催しており、岐阜県内の研修医同士の親睦及び情報交換の場を提供するとともに、岐阜県の医療状況や医師会と病院協会の活動を紹介することにより、研修医に対して、医師として岐阜県の医療を支える一員である自覚を促し、また医師会・病院協会の活動に関心を持ち、将来的に研修修了後も岐阜県の医療に継続して携わる意識を育てることを目的として開催している。

 第1部『岐阜県新入研修医合同オリエンテーション』では、岐阜県・岐阜県病院協会が共催となり、次のとおり、情報提供が実施された。

 はじめに、岐阜県健康福祉部森岡久尚部長より、岐阜県の観光・産業等を含め、ご挨拶された。

 次に、岐阜大学医学部附属地域医療医学センターの村上啓雄センター長から「岐阜県内での医師キャリア形成」と題して、岐阜県の医療の現状、岐阜県医師育成・確保コンソーシアムの紹介などについて情報提供された。

 続いて、「先輩医師からのメッセージ」と題して、県内3病院の先輩医師や先輩研修医から初期研修医に対して、アドバイスや激励のメッセージが送られた。

 最後は、岐阜大学医学部附属病院の小倉真治院長から「救急の診断について」と題して、当院の救急現場の紹介や活動報告について講演をいただき、第1部が終了した。

 引き続き、岐阜県医師会伊在井みどり常務理事の司会による第2部『新入研修医ウェルカムパーティー【Resident Welcome Party:RWP】』に移行した。

 開会の挨拶では、岐阜県医師会小林博会長から、本会の活動紹介並びに研修医に対する激励の挨拶をされ、続いて、共催である岐阜県病院協会冨田栄一会長より挨拶された。

 その後、岐阜県医師会勤務医部会佐治重豊運営委員長による乾杯で懇親会が始まった。

 懇親の場では、研修医たちが、院内のみでなく初めて顔を合わせる他施設の研修医や出席された多くの関係者との親睦を深めていた。

 ウェルカムパーティーの途中では、ショートスピーチも実施され、岐阜県医師会臼井正明常務理事より、岐阜県医師会研修医会員登録制度の紹介並びに労災指定部会の活動紹介が行われた。

 続いて、岐阜県医師会戸谷理英子常務理事より、本会男女共同参画委員会により作成されたワークライフバランスハンドブックについて紹介された。

 続いて、協賛いただいた岐阜県医師会協同組合、(株)メディカル岐阜、岐阜県医師信用組合からの情報提供が行われた。

 また、毎年恒例になっております各病院の随行者及び研修医が壇上にて自己紹介を行い、記念撮影などが行われた。

 閉会の挨拶では、岐阜県医師会河合直樹副会長から多数の研修医の参加に対する御礼と激励、また来年度以降の開催に触れ、会を締めくくった。

 参加者は、岐阜県の23臨床研修病院中21医療機関、臨床研修1年目が104名、2年目が13名、各臨床研修病院から随行者として44名、岐阜県医師会役員、勤務医部会関係者及び岐阜県関係者などを含めた16名の総勢177名の出席であった。

 なお、次年度以降も継続して、本企画を開催していく方針であり、更に内容を充実させ、今年度を上回る出席者を期待したい。

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