カナダ医師会150周年記念式典海外賓客
カナダ医師会150周年記念式典海外賓客
カナダ医師会発祥の地であるケベックシティーで8月20、21日に行われたカナダ医師会150周年記念式典に、日医会長、WMA次期会長として招待を受けた横倉義武会長の代理として、WMA理事である松原謙二副会長が出席した。
連邦国家自治領カナダが1867年7月1日に誕生したことを背景に、同年10月9日、カナダの医師164名がケベックシティーに集い、サー・チャールズ・タッパーを初代会長に擁し、カナダ医師会は設立された。
20日の海外賓客夕食会には、松原副会長の他、世界医師会オトマー・クロイバー事務総長、アメリカ医師会デビッド・バーブ会長、イギリス医師会アンシア・モワット代議員会議長、イスラエル医師会レオニード・エイデルマン会長、レア・ワプナー事務局長、スウェーデン医師会ハイジ・ステンスミレン会長、タイ医師会サラントラ・ワイカクル会長、中国医師会ファーミン・グー副秘書長等が出席した。
また、カナダ医師会からは、グランガー・エイブリー会長(2016-17年)、ローレン・マルクー次期会長(2017-18年)、ブライアン・ブロディー議長、ジェフ・ブラックマー医事部長等が出席した。
引き続き21日に行われた150周年記念式典においては、カナダ医師会新会長にマルクー氏が就任した。
今回の参加を通じ、WMAで北米地域の理事を有し、医の倫理等の分野でWMAの活動に積極的な関わりを持つカナダ医師会、特にWMAの議事進行役を長年にわたり務め、ヘルシンキ宣言改訂作業部会の委員でもあったブラックマー氏との友好関係を更に深められたことは、今後の日医のWMAにおける活動に大いにプラスとなるものであった。
また、カナダ医師会長始め、議長、その他役員と新たな関わりを得たことは、両国医師会の協力関係の強化につながるものとなった。