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平成29年(2017年)12月20日(水) / 日医ニュース

台湾医師節慶祝大会に出席

台湾医師会の邱会長(右)と呉顧問(左)

台湾医師会の邱会長(右)と呉顧問(左)

 台湾の台北市で11月12日の「医師の日」に開催された「第70回台湾医師節慶祝大会」に、台湾医師会の邱泰源会長から、横倉義武会長が日医会長及び世界医師会長として招待を受け、道永麻里常任理事が代理出席した。
 「医師の日」は、政治家、革命家、医師であり、台湾において国父と呼ばれる孫文の誕生日を記念して制定されたものである。
 式典には、国内外から約200名が参加。各国医師会からは日医の他、香港医師会、ミャンマー医師会、タイ医師会から出席があった。
 冒頭、邱会長、蔡英文総統、陳時中衛生福利部大臣、帳博雅監察院院長、立法委員によるあいさつに続き、道永常任理事が各国医師会参加者を代表して会長の祝辞を代読した。
 祝辞では、昨年10月の世界医師会(WMA)台北総会において、台湾医師会の力強い支援の下で横倉会長がWMA次期会長に選出され、本年10月のWMAシカゴ総会において第68代WMA会長に就任したことに対し、改めて謝意を表明した。
 また、台湾は2009年よりWHO総会にオブザーバー参加してきたが、本年はWHOから招待状が届かなかったことに言及し、WMAとしても引き続き台湾の支援に注力していく意向を示した。更に、アジア大洋州医師会連合(CMAAO)の活動を活性化させ、同地域の医師の声がWMAにこれまで以上に届くよう、両国医師会の協力関係及び連携を更に強めていきたいとした。
 式典に先立ち、在宅医療国際シンポジウムが開催され、本年6月に台湾在宅医療学会及び台湾医師会の役員が横倉会長を訪問した際に日医から贈呈した『かかりつけ医の在宅医療 超高齢社会―私たちのミッション』を中国語に翻訳した冊子が紹介された。

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