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平成30年(2018年)11月20日(火) / 日医ニュース

「2018世界健康大会」並びに「中日・医学交流フォーラム」に出席

「2018世界健康大会」並びに「中日・医学交流フォーラム」に出席

「2018世界健康大会」並びに「中日・医学交流フォーラム」に出席

 横倉義武会長は中国医師会より招待を受け、中国の杭州で10月19、20日の両日に開催された「2018世界健康大会」に出席した。
 第2回目となる本大会は、人類の健康と将来の発展をテーマとし、持続可能な人間開発及び社会開発における健康の価値に焦点を当て、グローバル・ヘルスケアのコンセプトを確立することを目的として開催されたものである。参加者は10カ国及び国内医師会、学会関係者約2000名であった。
 横倉会長は、19日のレセプションで日医会長、世界医師会前会長として海外参加者を代表してあいさつを行い、本大会主催者である中国医師会ケクイン・ラオ副会長に謝辞を述べるとともに、高齢社会における医療制度の持続性確保に向けた日本の健康寿命の延伸のための取り組みを紹介。これまで社会に支えられる側であった65歳から74歳までの高齢者を、社会を支える側にするとの構想を説明し、健康長寿を享受できる社会の実現を目指していく決意を示した。
181120f2.jpg  また、20日には北京に移動し、中日友好病院の招待による「中日・医学交流フォーラム」に出席した。
 当フォーラムは、中日友好病院開院34周年、中日平和友好条約締結40周年記念として開催されたもので、午前のセッションでは、「病院医療の質と安全管理」をテーマに、孫陽中日友好病院長他、日中の医師による講演が行われた。
 横倉会長は、「日本の医療と医師会、中国との医療・医学連携」と題した講演の中で、「中日友好病院、日中医学協会、そして中国医師会との協力、連携を通じて今後、両国の医療・医学連携を更に深めていきたい」と述べた。
 午後からは、看護、リハビリ、医薬、歯科のセッションが並行して行われた。参加者は、医師、医療従事者等約400名であった。

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