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令和3年(2021年)9月20日(月) / 日医ニュース

ヒヤリハット、駐車が注射に

 新型コロナウイルスワクチンの個別接種がおおむね順調に進んでいる。準備段階では、地域性と当院の患者層から、予約はWEBよりも電話か窓口への来院が大半だろうと想定した。
 いよいよ予約開始。初日は職員駐車場も来院者用に開放するため、近隣の企業の駐車場を職員用に臨時にお借りした。企業さんは二つ返事で快諾され、なおかつ無料でご提供頂いた。
 当日は朝5時前から並ばれた方もおられたが、早朝から誘導員を置いたため、大きな混乱はなかった。
 その中で、一点だけ報告に値する出来事がある。実は、予約開始日の何週間も前から接種申し込みの電話が続いていた。その度に、〇月〇日から予約を受け付けます、と繰り返しお答えしてきた。
 しかし、予約窓口に来院された方の中には、その日に接種を受けられると思って来られた方が複数おられた。
 事前問い合わせに対しては、その日は予約のみであり、接種できないと説明してきたつもりだったが、「注射できると言ったじゃないか」とキレる人も。
 ことの経緯を調べると「(来院者用の)駐車場があります」の説明が、「注射の場所があります」と受け取られていた。
 ワクチン接種をまだかまだかと待ちわびていた人には、"駐車場"が"注射の場所"として伝わったようだ。
 他院でも、予約の日に接種できると思って来られた方が少なからずおられたと聞く。理由はいろいろであろうが、話し言葉には文書ではあり得ない落とし穴がある。
 本件の対策は、"車を置く場所"と言い換えることであろうか。

(骨コツ)

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