日本医師会では、5月9日に開催された令和5年度第4回常任理事会において、トルコ・シリア地震への医療支援を目的として、トルコ医師会に対して1億5608万320円を寄附することを決定した。
日本医師会では、本年2月6日にシリア国境に近いトルコ南東部でマグニチュード7・8の地震が発生したことを受けて、医療チームを派遣し、被災者への緊急支援活動を行っているAMDAに対して500万円の支援金を送っていたが、事態の緊急性と深刻さに鑑み、全国の医師会及び会員に対して支援金を募っていた。
今回の寄附は、この支援金を基に行われたものである。
松本吉郎会長は、「短期間にもかかわらず、多くの医師会並びに会員の皆様から多額の支援金をお送り頂き、深く感謝申し上げる。トルコ医師会にはぜひ、この浄財を被災者支援に有効に活用してもらいたい」としている。