「○○会の皆様 大変ご無沙汰しております、お元気でお過ごしですか? コロナ禍によりしばらく休止しておりました『○○会』を再開します! 我々も65歳を迎え、本格的なシニアライフに突入します。これからの人生を豊かに過ごすには、第一に『健康』、そして『気心が知れた仲間』です。我々のハッピーシニアライフを『○○会』をプラットホームにして仲間と共に更にエンジョイしましょう!」
高校の同学年生を母体とするゴルフ大会の案内のメールが久しぶりに送られてきた。宛先のアドレスを数えると81名にも及ぶ。18歳で卒業したはずだから、47年の時空の壁を越えて、またみんなで何かをするために集まろうという壮大な計画だ。昔は棒倒しで今はゴルフだが。
現在、一週間に一度を目指してゴルフに行くメンバーは、主に地元の中学校の同級生だ。こちらは50年越えの付き合いだ。
そういえば、地元の市で開業医となり、市立の小学校に通っていたこともあって、今でも2、3人の小学校の同級生が患者さんとして来てくれている。もっと長いスパンでみると、小学校、中学校の同級生、先生など、たくさんの来院して頂いた方のお顔が目に浮かぶ。
人は親の下、一人で生まれるが、成長する過程において周りを取り囲む人の数や種類は増加し拡散していく。そして、ある時をピークにそれは減少に転じ、収束していく。それでもまだ、昔の仲間は周りにいてくれる。この状況はお互いに健康で生きてさえいれば変わらない。エンジョイ ハッピーシニアライフ!
(翔)