CMAAO執行部と
CMAAO執行部と
アジア大洋州医師会連合(CMAAO)総会が9月2日から4日までの3日間、ソウル(韓国)で開催された。
日本医師会からは松本吉郎会長(CMAAO理事)、池端幸彦副会長、濵口欣也常任理事(CMAAO事務総長)、村田真一参与(CMAAO法律顧問)が出席。全体の参加者は16加盟医師会中11医師会と世界医師会からのオブザーバーを含め、約70名であった。
1日目の理事会では、濵口常任理事が事務総長として報告を行った他、2026年度以降の予算に関し、「会員の維持」「毎年の総会の開催」「代表者の総会への参加」というCMAAOの優先事項に対し重点的に予算を配分することを提案し、承認された。
総会式典は、濵口事務総長の進行の下、韓国医師会テウク・キム会長の歓迎あいさつの他、ウンギョン・チョン韓国保健福祉部長官からの祝辞(ビデオメッセージ)が披露された。
また、ネパール医師会アニル・ビクラム・カルキCMAAO第42代会長が1年間の報告を行い、韓国医師会キム会長が第43代CMAAO会長(2026―2027年)に就任し、就任演説を行った。
メンバー医師会レポートでは、各医師会の1年間の活動報告が行われた。
日本からは池端副会長が、第3次松本執行部の重点政策(組織強化と関係団体との連携強化、国民皆保険制度の堅持、広報戦略の充実、中長期的な展望への対応、法改正に対する取り組み)や「令和8年熊本地震」における対応を紹介した。
2日目は「医療におけるプロフェッショナル・オートノミー」をテーマとして、武見太郎記念講演と各医師会による講演が行われた。
日本からは濵口常任理事が、日本の医師に関する制度、プロフェッショナル・オートノミーの概念整理、日本における具体的な仕組み(専門医制度、母体保護法指定医師制度、医療事故調査制度)、自律性を支える日本医師会の取り組み、自律性に影響を与える変化と今後の課題などについて説明した。
3日目の総会では、韓国医師会から起草された「医療におけるプロフェッショナル・オートノミーに関するCMAAOソウル宣言」が採択された。



