予防はワクチン接種が最も効果的です。日本では、1981年からジフテリア・百日咳・破傷風三種混合ワクチン(DPT)が導入され、現在では生後3ヶ月以上を対象にワクチン接種が行われています。初回接種は、標準として生後3ヶ月以上12ヶ月未満の間に3回、追加接種として、初回接種終了後、6ヶ月以上の間隔をおいて(標準として初回接種終了後12ヶ月以上18ヶ月未満の間)1回の計4回接種が必要です。乳幼児が小さいほど、とりわけ生後6ヶ月以下の乳児では症状が重くなりますので、生後3ヶ月になったら早めに予防接種を受けるようにしましょう。
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