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●かぜだと思いこんでいたけれど・・
●高齢者と若年層に増えている
●感染と症状
●治療は?
●予防は?
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| | 咳やたんが出て、微熱もあるし身体がだるい。かぜだと思ってくすりを飲んでもなかなか治らないので病院に行ったら結核だった・・・こんな話を最近聞くようになりました。過去の病気だと思っていた結核が、お年寄り、そして若者でもまた増えてきています。 |
結核は、1950年までは日本人の死亡原因のトップを占め、年間に10数万人が亡くなりました。その後、生活水準や環境衛生の向上、医療・医学の進歩などによって患者数、死亡者数は大きく減少し、もう結核は怖くないと思うようになりました。
ところが、1970年代後半から減少のスピードが鈍くなり、1997年には発生率が再び増加に転じました。この状況に危機感を抱いた国は、1999年に「結核緊急事態宣言」を発表し、本格的に結核の拡大防止に乗り出しました。こうした取り組みで患者数は再び減少していますが、依然として警戒が必要な状況に変わりはありません。
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