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帯状疱疹は神経の通っている部分に、それも身体の左右どちらかに帯のように現れます。
はじめはピリピリチクチクした痛みから始まり、しばらくするとその部分が赤くなり、やがて水ぶくれになって神経痛のような激しい痛みをともないます。
いちばん多いのは肋間(ろっかん)神経のある胸から背中にかけてです。顔面にある三叉(さんさ)神経に沿って現れる場合は、失明や顔面神経麻痺をともなうこともあるので特に注意が必要です。この他、下腹部、腕、足、おしりの下などにも現れます。
痛みが始まってから水ぶくれが治るまでの間は、通常約3週間〜1ヵ月です。痛みは水ぶくれが治る頃に消えますが、治った後も長期間にわたってしつこく痛むことがあります。これは「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれ、高齢者に多いものです。
帯状疱疹後神経痛にまで進行する前に、できるだけ早く皮膚科で診てもらいましょう。
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