健康交差点No.11 エッセー 診察室から 前号 目次 次号
4つの自然な食べ物
荒牧麻子(管理栄養士)

イラスト もう6年目になるが、「週刊新潮」誌面において、文化人の食卓日記にアドバイスを連載している。毎週お1人に、1週間の食模様をエッセー風に記述してもらい、その暮らしぶりに私が点を付け、上質なる食生活に向けての具体的な方策を提案するというもの。すでに、250余人の日本を代表する個性あふれる方々に登場していただいている。この人たちの食生活を覗っていると、共通したいくつかが浮かびあがる。総じて、新鮮な果物、そして、牛乳・乳製品の摂取が危ぶまれる人が目に付くのである。

 紙面の都合上、詳しくはまたの機会に譲るが、動物生態学的解説によると、哺乳類に好まれる共通の食材が4つほど挙げられるという。それは、乳・果実・木の実・卵で、人間にもそれらが自然に受け入れられ続けている。

 私と家族の食生活には、それら4つがしっかりとある。

診察室から わからないことは聞きましょう
 患者さんが、ご自身の病状や治療について、医師から十分説明を受け、治療の進め方に積極的に関わることは、治療効果を上げ、さらに患者さんと医師の信頼関係を高めるためにもとても大切なことです。

 日本医師会は早くから、患者さん中心の医療の重要性を指摘し、すべての医師が患者さんに積極的に診療情報を提供するよう環境づくりに努めています。

 皆さんも、かかりつけ医の説明は納得がいくまで十分に聞き、わからないことはどうぞご質問ください。

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