映画「フィールド・オブ・ドリームス」のような芝でできた天然球場と、その周囲に存在するスポーツバーへの憧れはずっとあった。そんな場所を日本にも作りたいという夢を一緒に実現してくれたのは、僕の苗字と同じ北海道栗山町の人たちだった。
普通の球場より1回り小さい僕の球場「栗の樹ファーム」にはログハウスが2棟ある。そこには日本を代表する選手たちの使ったユニフォームやバットをはじめとして、アメリカやカナダで自分が購入したぬいぐるみなどの雑貨も展示している。訪れる子どもたちに触らせてあげて、何か夢を持ってもらえればという想いからだ。
球場造りを始めて6年になるが、手を入れなければならないので、北海道に行ったらずっと作業している。バックネットなども全部手作りだ。このグラウンドへ行った時が、1番生きている実感がするし、健康法の1つでもある。だから、忙しくても日帰りで行ってきたりしている。
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