小学生の頃は健康優良児だった。体も大きく、成績も良かったが、体育と音楽は大の苦手だった。ところが、17歳の時、たまたま出場した、のど自慢大会で鐘が鳴り響き、「和製プレスリー」と呼ばれたのがきっかけで、プロ歌手としてデビュー、映画にも出演するようになっていった。
今年でデビュー45周年になるが、長年、ゲストで出演した釣り番組は、趣味と実益と健康づくりを兼ね備えていて、数々の楽しい思い出がある。今でも河口湖には時々行くが、釣り名人の故西山徹さん直伝のフライ・フィッシングでブルーギル釣りを楽しみ、釣った魚は自分で料理して食べている。
声や芝居のためにも、食べ過ぎ、飲み過ぎはしないこと、太らないことに気をつけている。週に2回は、妻とスポーツクラブのエアロビクスに通い、たまりやすい水分を汗として流している。呼吸と全身運動によって、声は以前よりも、むしろ出るようになっている。
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