「第7回西予市おイネ賞事業表彰式・日本医師会女性医師支援シンポジウム」開催のご報告
「第7回西予市おイネ賞事業表彰式・日本医師会女性医師支援シンポジウム」が11月18日(日)に、愛媛県西予市宇和文化会館にて開催されました。
おイネ賞事業は、日本初の産科女医でシーボルトの娘「楠本イネ」の偉業を顕彰し、その志を継ぎ、女性医師を奨励することで社会における女性の活躍推進を図り地域活性化につなげることを目的に平成24年度に創設されたものです。
第1部では、医療活動や医学研究に活躍する女性医師や女子医学生の表彰が行われ、本年度は、日本医師会推薦の細谷紀子先生が「全国奨励賞」を受賞した他、2名の方が受賞し、表彰されました。
【受賞者】
「全国奨励賞」
東京大学大学院医学系研究科 ゲノム医学講座
特任准教授 細谷 紀子 氏
「地域奨励賞」
愛媛県立中央病院産婦人科
医監部長 阿部 恵美子 氏
「医学生奨励賞」
愛媛大学医学部 医学科
5回生 桑原 希 氏
西予市は「平成30年7月豪雨」で肱川がはん濫し、市内全域において、家屋の流出、道路の崩壊、農作物の被害など、広範囲にわたり甚大な被害が発生しました。そこで、第2部の女性医師支援シンポジウムは、「被災を乗り越え、もっと素敵な西予市へ」をテーマとし、元NHK「きょうの健康」キャスターの久田直子氏が、「健康長寿のために~男と女、それぞれが健康に生きるには~」と題し、健康を守りぬく正しい知識と取り組みやすい方法について、基調講演では、衆議院議員/元厚生労働大臣の塩崎恭久先生が「女性医師支援がめざすもの~医療とまちづくり。被災を乗り越えて~」と題し、それぞれ講演しました。
同時に開催されたパネルディスカッションでは管家一夫西予市長も登壇し、パネリストと共に「被災を乗り越え、健康で長生きできるまちづくり」について、意見交換を行いました。
当日は市民の皆様、医療関係者を合わせ約550名が来場し、大変盛況のうちに幕を閉じました。
医師の求人・求職は日本医師会女性医師バンク https://www.jmawdbk.med.or.jp/
登録件数 |
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求職者数1,182人(累計)、求人施設数4,732施設(累計)、就業決定及び再研修紹介811件(累計)(平成30年11月30日現在) |
問い合わせ先
女性医師支援センター(女性医師バンク) TEL:03-3942-6512 E-mail:info-bank@jmawdbk.med.or.jp