横倉義武会長は5月18日、公務で高知県を訪れた際に、岡林弘毅高知県医師会長より、書籍『肺の健康法』(写真下)の寄贈を受けた。
本書籍は、日医の初代会長である北里柴三郎先生が「学術と庶民の生活の間を密接に媒介して福利を促すことが学者の天職である」との考えの下、庶民向けに結核全般の最新知識について講義した内容をまとめたものである。
明治43年に発刊された後、60回以上重版されており、当時の様子を知る上でも貴重な資料となっている。
寄贈を受けた横倉会長は、「岡林会長には大変貴重な資料を寄贈して頂き、感謝している。日医の会館内にある医学図書館で大切に保管するとともに、図書館を訪れた会員の先生方にもご覧頂けるようにしていきたい」としている。