横倉義武会長は6月20日、道永麻里常任理事と共に総理官邸を訪問し、安倍晋三内閣総理大臣に6月13、14の2日間にわたって開催した「Health Professional Meeting(H20)2019」の成果を「UHCに関する東京宣言」として取りまとめたこと等を直接、報告した。
横倉会長は、開会式典にビデオメッセージを寄せて頂いたことに謝意を伝えた上で、「特にアフリカの方々は、UHCが推進されることへの期待感が高い。今回の宣言の内容を踏まえ、ぜひ、大阪で開催されるG20サミットにおいても、UHCを推進することの重要さを世界に広げて頂きたい」と述べた。
道永常任理事は、「UHCを推進していくためには、これからどう行動していくかが重要になると考えている。日医としても全力で取り組んでいくので、引き続きの支援をお願いしたい」と要請した。
これに対して、安倍総理は「会議が無事に終わって良かった」と述べ、横倉会長始め関係者の労をねぎらった上で、今後も政府として、UHCの推進に協力していく考えを示した。
また、横倉会長は後日、麻生太郎財務大臣、根本匠厚生労働大臣をそれぞれ訪ね、H20出席への謝意と「東京宣言」の内容の説明を行った。