天皇陛下が国の内外に御即位されたことを宣明される「即位礼正殿の儀」が10月22日、皇居宮殿で執り行われた。
式典には、183カ国から約400名の賓客の他、安倍晋三内閣総理大臣を始めとした三権の長、各界の代表者ら総勢約2000名が参列。横倉義武会長も招待を受け、出席した。
式典参列を終えて、横倉会長は、「天皇陛下には皇太子の時代に、『日本医師会 赤ひげ大賞』の表彰式・レセプションにもご臨席を賜り、大変光栄なことと思っている。即位礼正殿の儀を迎えられた天皇陛下に改めてお祝い申し上げたい。医師会を代表して、このような式典に参列できたことは誠に誇らしく、栄誉なことであると考えている。天皇陛下の下、この令和の時代が末永く平和であり続けることを切に願っている」とするとともに、天皇陛下が、宣言の中で、国民に寄り添い象徴としての役割を果たしていく旨のお言葉を述べられたことにも言及。「日医としても、国民の健康と生命を守るため、今後も国民に常に寄り添い、『医療の専門家集団』としての活動を続けていきたい」との考えを示した。
なお、横倉会長は11月14日から15日にかけて執り行われる「大嘗祭(だいじょうさい)」にも参列する予定となっている。