城守国斗常任理事は10月30日の記者会見で、「いい医療の日」ロゴマークが決定したことを公表した。
日医では、創立記念日である11月1日を「いい医療の日」として制定しているが、その日には国民に改めて、自身や家族の健康について考えてもらいたいとの思いも込められている。
このたび、その日のロゴマークのデザインを考えてもらうことによって、より多くの方々に認知してもらうことを目的として、ロゴマークを募集していたが、プロ・アマ含めた応募作品約1500点の中から、神奈川県のデザイン会社に勤務する男性の作品に決定した。
ロゴマークのデザインは、国民とそれに寄り添う医師を表現したものとなっており、寄り添う医師は、ハートを模して、「医療」「安心」「温かさ」といった意味が込められている。
城守常任理事は、「ご応募頂いた皆様に、改めて深く感謝申し上げたい」と述べるとともに、ロゴマーク決定を機に、日医ホームページ内に「いい医療の日」のサイトを新設することを報告。この日をきっかけに考えてもらいたい健診受診や生活習慣の見直しなど、具体的な事柄を例示して行動変容を促す内容としているとするとともに、「これからさまざまな広報活動にも本ロゴマークを活用していきたい」として、その周知への理解と協力を求めた。