閉じる

令和2年(2020年)4月5日(日) / 「日医君」だより / プレスリリース / 日医ニュース

医療用マスク、防護具等の配備を求める要望書を提出

 横倉義武会長は3月13日、厚生労働省において加藤勝信厚労大臣と会談し、医療用マスク、防護具等の配備を求める要望書を手交した。
 会談の中で横倉会長は、政府が「新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策(第2弾)」に基づき、医療機関向けマスク1500万枚を一括購入し、必要な医療機関に優先配布するなど、更なる増産に向けて取り組んでいることに対して、感謝の意を表明した上で、医療現場において「サージカル、N95等の医療用マスク」や「フェイスシールド、ガウン等の防護具」の不足が深刻な状況にあることを説明。「患者さんを診るに当たって、これらは感染防止に不可欠なものである」として、早急な配備を求めた。
 これに対して、加藤厚労大臣は、マスクと防護具の確保に向けたこれまでの政府の対応を説明。「医療が崩壊してしまっては大変なことになる」として、引き続き、マスク、防護具の確保に向け努力していく意向を示すとともに、「その配布の際には、ぜひ協力をお願いしたい」と述べた。

 横倉義武会長は3月13日、加藤勝信厚生労働大臣に「医療用マスク、防護具等の配備に関する要望書」を提出しました。

令和2年3月13日

厚生労働大臣
加藤 勝信 殿

日本医師会
会長 横倉 義武
医療用マスク、防護具等の配備に関する要望書

 現在、政府におかれましては「新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策(第2弾)」に基づき、医療機関向けマスク1,500万枚を国で一括購入し、必要な医療機関に優先配布するなど、更なる増産体制を行っておられることに深く感謝申し上げます。

 しかしながら、現時点において医療現場における「サージカル、N95等の医療用マスク」や、「フェイスシールド、ガウン等の防護具」の不足は極めて深刻な状況です。

 医療機関において患者さんを診るにあたり、感染防止に不可欠なものであることから、早急に配備できるよう更なるご配慮をお願い申し上げます。

戻る

シェア

ページトップへ

閉じる