今村 聡 副会長 (総務担当)
6月の定例代議員会において、引き続き副会長に選任・選定頂き、深く感謝申し上げます。改めて、その責任の重さを痛感し、身の引き締まる思いです。
いまだCOVID-19(以下、コロナ)が猛威を振るい、患者数が増加の一途をたどっています。コロナの流行は、コロナに限らず全ての患者の生命や地域医療を守っている医療機関の存続を危うくしています。医師が安全かつ安心して医療に専念でき、安定して医療機関が維持できる環境を守らなければなりません。ウィズコロナ、アフターコロナ時代の医療提供体制構築に全力で取り組みます。
また、コロナ対応以外にも、従来からの課題である医師の偏在対策、働き方改革、専門医制度、地域医療構想の医療提供体制、そして負担と給付の医療保険制度、医療における税制等々、山積した課題があります。
今期、中川新会長が就任された他、5名の新しい役員が参加し新体制となりました。
中川会長を先頭に、新執行部が一丸となってこれらの課題の解決に向けて取り組めるよう尽力する所存です。
全ての医師を始めとした医療者を代表し、国民から信頼される日本医師会として活動して参りたいと存じます。
引き続きのご理解・ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
松原 謙二 副会長 (学術担当)
6月の定例代議員会において、副会長に選任・選定頂き、深く感謝申し上げます。
就任に当たり、改めて職責の重さを実感し、身の引き締まる思いです。
職務は、前期に引き続き、学術を担当させて頂きます。
更に、厚生労働省社会保障審議会医療保険部会委員、日本専門医機構監事、日本医療機能評価機構副理事長として、医療保険・介護保険の諸問題の解決、専門医制度のあるべき姿の追求、医療の安全確保、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)普及などを進めて参ります。
コロナ問題の解決を見ない今、先生方のご奮闘に心より敬意を示すとともに、政府、厚労省に学術的、医学的立場から、そして医療現場の立場から、強く主張して参ります。
また、これからの超高齢社会において、国民の皆さん、患者の皆さんが安心して良い医療を受けられるように全力を尽くします。最新の医療を速やかに医療保険に導入するとともに、医療保険の持続性を担保するため、消費税や社会保険料などの財源論についても積極的に対応して参ります。
国民の幸福に寄与できる医療政策の実現を目指し、中川会長の下、執行部一丸となって努力して参ります。
今後ともご指導・ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
猪口 雄二 副会長 (政策担当)
6月の定例代議員会において、副会長に選任・選定頂きました。心より御礼申し上げます。
新任の役員として、その職責の重さに身の引き締まる思いです。
私は東京都江東区で父の跡を継ぎ、32歳から小規模の病院を運営しております。地域医師会では20年間理事を務めて参りました。
また、平成19年より(公社)全日本病院協会副会長、平成29年からは同協会の会長を務めております。
その他、中央社会保険医療協議会委員、社会保障審議会医療部会委員も拝命いたしました。
この度、中川会長より病院の立場で副会長に立候補するようにお誘いを受け、ご一緒させて頂くことを決意いたしました。
その理由は、超高齢少子社会において、更に長期化する新型コロナウイルス感染症の中で、地域医療を更に充実させていくためには、診療所や病院が一丸となって未来の医療を構築していく必要があると考えていたからです。
今回、医療政策を担当させて頂くこととなりました。今までの経験を生かし、更に多くの知識を得、執行部の皆様と共に中川会長をお支えし、日本の医療、医療界のため誠心誠意、努力する所存です。
今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。