プロビーチバレーボール選手の越川優氏より、中学生バレーボール選手等から新型コロナウイルス感染症と闘う医療従事者への手書きの応援メッセージが添えられたフェイスシールド5000枚の寄贈があり、その贈呈式が11月16日、日本医師会館で開催された。
本フェイスシールドは、古澤清株式会社アイチ代表取締役の発案により、「YOU+YU Project(ユーユープロジェクト)」として、クラウドファンディングで出資者を募って準備されたもので、全国20都道府県の中学生によるメッセージが一枚ずつ添付されている。
冒頭、あいさつした越川氏は、新型コロナウイルスの感染拡大により、さまざまなスポーツイベントの中止や延期が余儀なくされる中、このまま引退になってしまう中学3年生に最後の楽しい思い出を残してあげたいとの思いで企画した、中学生を対象にしたバレーボールのイベント「YuMe~夢~バレーフェスタ2020」を開催するに当たり、古澤氏より医療従事者への応援プロジェクトの提案があったことを説明し、「全国の中学生を中心とした子ども達にもらったメッセージをフェイスシールドに貼り付けたので、その応援を全国の医療従事者の方々へ届けて頂きたい」と要望。
フェイスシールドを受け取った中川俊男会長は、「中学生の皆さんから寄せられた温かい気持ちは、新型コロナウイルス感染症と最前線で闘う医療関係者にとって大きな励みとなり、そしてそのことが医療機関を助け、医療崩壊を防ぐ力になる。一枚一枚のフェイスシールドに込められた生徒達の想いを胸に、日本医師会は、医療従事者への支援、医療提供体制の確保に全力で取り組む」と述べ、感謝状を手交した。
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