第2回医療政策会議が2月18日、日本医師会館にてオンラインとのミックス会議で常勤役員13名出席の下、開催された。
まず佐藤委員(宮城県医師会長)から、宮城県における病床再編、病院統合等を踏まえ、コロナ後の病床再編や病院統合の在り方についての意見が提出された。また金井委員(埼玉県医師会長)からは、かかりつけ医やオンライン診療について、埼玉県医師会医療政策検討委員会が取りまとめた提言が出された。権丈議長(慶應義塾大学商学部教授)からも全世代型社会保障検討会議報告書についてのインタビュー記事や、資料『高齢者は経済の宝、社会保障で地方創生は可能 -「灌漑施設としての社会保障」という考え方-』が提出された。
その後、小野委員(大阪大学社会経済研究所特任教授)より「スガノミクスとコロナ禍での需要創出」について、コロナ禍の需要構造変化はチャンスにもなることから、産業構造の転換が必要で、不況下では自国民の需要こそ重要であるとの講演が行われた。それを受けて活発な議論がなされた。
次回は令和3年5月21日開催予定。
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日本医師会総合医療政策課 TEL:03‐3946‐2121(代)