令和3年度第1回医療関係者検討委員会が6月11日に開催された。日本医師会館での参加が2名、オンライン参加が9名であった。
まず、釜萢敏常任理事より、令和3年医師会立助産師・看護師・准看護師養成所調査(現在集計中)において、准看護師課程、看護師2年課程の募集停止が大幅に増え、危機的な状況であることが報告された。
次に、前回に引き続き、授業の共有化(遠隔授業)を進めるに当たっての課題について議論が行われた。各委員からは、まずは各学校間で、取り組みや課題を共有することからスタートすべきであり、都道府県医師会や各都道府県の看護学校協議会が主導していくことが重要との意見が出された。
また、遠隔授業による授業の共有は、先行事例を示しながら養成所に丁寧に説明していく必要があること、日本医師会による映像教材作成の必要性についても指摘がなされた。
次回委員会は9月3日に開催される予定である。
問い合わせ先
日本医師会地域医療課 TEL:03‐3946‐2121(代)