岸田新内閣が10月4日に発足したことを受けて、中川俊男会長は10月12日に今村聡・松原謙二・猪口雄二各副会長と共に厚生労働省を訪れ、後藤茂之厚労大臣と初会談を行った。
会談の中で、中川会長は大臣就任への祝意を伝えた上で、今冬、仮に新型コロナウイルス感染症の"第6波"が到来した場合の医療提供体制についても触れ、万全の体制が取れるよう、引き続き日本医師会と厚労省が協力していくことを確認した。
その後は、今般急激に新型コロナの感染者が減少している要因や新型コロナ患者向け確保病床が空床時の取り扱い等について、3副会長を交えて意見交換が行われ、中川会長は、2024年度から「新興感染症対策」が新たに追加され「5疾病・6事業」となる予定の医療計画について、必要な施策に関する検討を前倒しで行うよう要請した。
後藤厚労大臣は最後に、中川会長に対し、「医療現場の実情をぜひ、聞かせて欲しい」と述べるなど、今後も両者が情報交換を密に行っていくことを確認した。
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