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令和3年(2021年)11月20日(土) / 日医ニュース

パラリンピックに感動

 東京2020オリンピック・パラリンピックは、世界中に拡大した新型コロナウイルス感染症のために1年延期され、更に直前の感染者急増と緊急事態宣言のため、ギリギリまで開催の可否が議論された中で決行された。
 全世界から集結した多くのアスリート達は、中止を訴える圧力や、無観客、更に厳しいコロナ対策を強いられたにもかかわらず、素晴らしいパフォーマンスを発揮し、世界中の人々に感動を与えた。
 更に、今回は自国開催のため、オリンピック後に開催の身体に障がいをもつアスリート達が競うパラリンピック競技を、連日テレビで観戦できた。
 パラリンピックの歴史は比較的新しく、第二次世界大戦で負傷した兵士のリハビリを兼ねた競技会が起源で、1960年のローマオリンピックの後に開催された競技会が第1回大会である。
 障がい者となる過程は先天的、あるいは事故や病気など、さまざまであるが、競技は肢体不自由、脳性麻痺、視覚障がい、知的障がいなどのカテゴリーと、障がいの程度別に競い合う。
 「勇気」「強い意志」「インスピレーション」「公平」という四つの価値を掲げ、さまざまな障がいがあるアスリート達が創意工夫を凝らし、多様性を認めれば、誰でもが同じスタートラインに立てることを実感した。
 以前は「可哀想」と同情の対象となることが多かった障がい者が、超人的なパフォーマンスを発揮する姿を見て、健常者の私が直面する困難など些細(ささい)なもので、もっと頑張らなければいけないと感じた。

(グリーン)

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