令和2・3年度第4回救急災害医療対策委員会が11月17日に開催され、委員17名、オブザーバー6名が参加した。委員長は山口芳裕委員(杏林大学医学部主任教授・高度救命救急センター長)。
当日は報告事項として、厚生労働省から救急救命士法の改正、大阪府医師会鍬方委員から同会で実施した感染管理区域で従事する医師・看護師のための研修会、東京医師会猪口副委員長から同会救急委員会の報告書(病院救急車の活用)、山口委員長から東京都医師会、神奈川県医師会を対象として行われたマスギャザリング災害に備えたWEBセミナーについてそれぞれ報告が行われ、各委員から質疑応答が行われた。
協議事項として、まず本委員会に設置されている4つのワーキンググループについて、本年度の報告書の作成に向けた今後の進め方を協議した。
次に11月12日に政府の新型コロナウイルス感染症対策本部から出された「次の感染拡大に向けた安心確保のための取組の全体像」について、厚生労働省から説明の後、議論が行われた。
また「新型コロナウイルス感染症患者の療養状況、病床数等に関する調査結果(2021年8月18日0時時点)」の資料を基に、第5波における当時の各都道府県での対応や、今後の備えについて情報共有を行った。
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