令和２・３年度第6回健康食品安全対策委員会

　令和２・３年度第6回健康食品安全対策委員会が5月26日に開催され、委員10名が参加した。委員長は尾﨑治夫委員（東京都医師会長）。

　当日は、まず、尾﨑委員長より東京都医師会の啓発活動「東京に、今こそ、ヘルスリテラシー」についての説明があった。複数のターゲット 世代に合わせ、新聞掲載、主要駅への掲示、Ｗｅｂ広告や地下鉄車内広告貸切（動画広告含む）という多様な媒体の組み合わせに加え、検定試験も行う展開に対し、大いに参考になるとの意見も出された。

　次に、一件の健康食品による健康被害事例について審議した結果、会員に追加情報を求めることとされた。これは、日本医師会員より被害事例をご提供頂き、真正性等を検討した上で対応を考える「健康食品安全情報システム事業」の一環である。

　最後に、本委員会の報告書案の検討を行った。様々な意見が出され、修正案を作成の上、6月中に答申を行う予定