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令和4年(2022年)9月20日(火) / 「日医君」だより / 日医ニュース

センター廃止に向け業務を整理

 日本医師会は8月23日に開催した令和4年度第6回理事会において、令和5年3月末をもって治験促進センター(以下、センター)業務を廃止するまでの業務整理のスケジュールを了承した。
 センターは平成15年に設立以降、厚生労働科学研究費を活動原資として(平成27年度からは日本医療研究開発機構(AMED)委託研究費に変更)、厚生労働省・AMED等関係各所とも密接に連携しながら、治験・臨床研究の効率化等に努めてきたが、わが国における治験・臨床研究の基盤整備において、センターは十分にその役目を果たしたと判断し、その廃止を令和3年度第28回常任理事会で決定していた。
 今回の整理対象となる業務は、(1)臨床試験のためのe―Training Center、(2)臨床試験登録システム(Clinical Trials Registry)、(3)大規模治験ネットワーク、(4)センターオフィシャルサイト、(5)治験計画届作成システム、(6)治験業務支援システム カット・ドゥ・スクエア―の六つとなる。
 センターでは、今後、利用者の日常業務への影響を抑えるため、センターのホームページ内に問い合わせフォームを設けるとともに、説明会等を実施しながら対応する予定としている(スケジュール等、今後の詳細についてはセンターのホームページを参照されたい)。
 http://www.jmacct.med.or.jp/
 なお、令和5年度以降の治験に関する事項の所管は、日本医師会の「医療技術課」が引き継ぐことになっている。

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