政府は8月12日、第二次岸田改造内閣の副大臣・政務官を決定し、日本医師会の政治団体である日本医師連盟推薦の羽生田俊参議院議員が厚生労働副大臣に、自見はなこ参議院議員が内閣府大臣政務官にそれぞれ就任することになった。
羽生田議員は平成25年の参議院選挙で初当選。その後、令和元年に再選を果たして以来、これまでに参議院厚生労働委員会委員長などを歴任し、今回が初めての副大臣就任となった。新型コロナウイルス感染症の他、労働・福祉・介護・年金などを担当する。
副大臣就任に当たって羽生田議員は「厚労行政は国民生活に直結しており、国民生活が少しでも良くなるよう頑張っていきたい」と意欲を示した。
一方、自見議員は平成28年の参議院選挙に初当選後、厚労大臣政務官等を歴任。この夏に行われた参議院選挙で21万を超える票を獲得して再選を果たしていた。
こども政策、地方創生、少子化対策、行政改革、規制改革などを担当する自見議員は今回の就任について、皆様のご支援の賜物(たまもの)として感謝の意を示すとともに、「地方自治体、子どもの課題に取り組むNPO団体などの意見も聞きながら、こども家庭庁の創設に向けて取り組みを進めていきたい」としている。